ニパフ10雑感

 

ニパフ10雑感

ニパフに参加をはじめて一年と半年位になる。ニパフは今までわたしが出会っ たどんな集団とも違った存在であった。これまで私はニパフって一体何なのかなあ、と思いつつもだんだん巻きこまれながらついてきたが、今回のニパフ１０参加で、やっとどんなものなのかが分かってきた気がする。(まだまだ分からないことばかりだけど。)

 

今までインド人というと、強引でちょっと怖いというイメージがあったが、インデルは(多分強引には違いないのだろうけど)自分の熱意をなんとしてでも相手に伝えようとしていた。そのエネルギーは他のどの国の人よりも勝っていた。

 

飯綱高原野外パフォーマンスで、インデルは中央にいて、観客に背を向けてマンダラになって座ってもらい、最後に自分が、中心で行っていたこと、の証拠写真を観 客に見せた。

 

このインデルの、何度思い出しても面白すぎるパフォーマンスについて、夜霜田家で話題になり、最後に写真をみせられた時にdissapointであった、とロビが言って、インデルと激論?を交わしていたことが印象に残っている。

 

木登りを終えてミランが私の処にやって来て、「君は僕の木登りに叫んでいたけど、驚いたのかい?」と言ってきた。私はあの時のおじさんの誇らしげな顔を忘れないだろう。


maja