- Date: Thu 04 08 ,2011
- Category: カオス格納庫 Text etc.
- Tags: ---
- Response: --- ---
2011.7.28 パフォーマンス・アートの現在、ニパフの現在vol.16 雑感

Hirose Masaki
2011.7.28 ニパゲンvol.16 雑感
7月末のキッドも熱かったです。
大池さんも言ってましたけど、前回ニパフ後にカウシャルさんのパフォがあってからフェードダウンしてからまだその余韻が残っている感じで作品に向きあうことができました。
「ひとりひとりが自分の心をもっとも占めていることを作品に昇華していて」関谷さんの描写力にはいつも恐れ入るばかりです。久しぶりに関谷さんのパフォを見れて良かったです。キッドに関谷さんが出るのと出ないのとでは、イベント自体の奥行きが全然違って見えるなあと思います!!
今回自分の作品で詠んだのは、杜甫の「春望」と曹植の「応氏を送る」です。どちらも荒廃した中国の古都を詠ったもので、それぞれ時代も違うんですけど、大昔の人も同じ気分だったのかなと。霜田さんも津波の映像が・・っておっしゃられてましたけど、底引き網のように根こそぎ波にもってかれたあの映像が、どこか心に焼き付いて離れなくて過ごしていました。いつも関谷さん伝いで蛮天門さんの感想を頂きつ、毎度アタフタ忙しくてお話する機会を逃しており・・でも今回はバナナあげました!!やったね!!
大池さんはいつもと同じ様なしゃべり方で銭湯トークを始めて面白かったです。隣に黙し座していた太田翔さん(モヒカンの人)がふふふ・・と笑い初めて爆笑しそうになってしまいました。霜田さんのマシンガントーク×ダイビングも実験なのか健康法なのか、とにかく新しいことは大事だなあと思いました。北山さんはいつも普段から続けているアクション~イベントでのパフォに繋げていて、興味深いです。
ンゲ・レイの針金を巻きつけるハードなパフォはほんと良かったです。とりたくても・・とれそうでもとれない・・それ以上の何か・・うまく言葉で表せませんけど・・ パフォーマンスではほんとにナイスアイディアを持ってくるアーティストがいると思うんですけど、一体どういう時に思いつくのか、自分とは発想の原点が違う気がして、いつも新鮮に感じます。御須君はこれまでとまた違って絵画的な方向性が見えて新しかったです。福長さんのドロイング、「あっうわばみだっ!」と心の中で叫んでいました。星の王子様の冒頭に現れるあのカタチは、非常に印象的で誰もが心に刻むシーンですよね。佐久間さんのはじめての作品はとてもダイナミックで建築的で、パワフルだなあと思いました。
この間のミーティングでは皆でシビアなことも話ましたけど、3か月に一回のこのキッドでのイベントは時にハードなこともあるけど、私にとって自己鍛錬の場であり、はじめてニパフで参加したスタート地点でもあり、面白いと思うので、今後もニパゲンの方はできるだけ参加していきたいです。ニパフ本体の方は私にとってチャレンジと飛躍(?)の場であるなあと思います。年2回あるニパフ本体ですが、今の自分の状況と、自分の仕事と精神力と体力の折り合いを考えたとき、今後はニパフ本体は年一回参加で考えていこうと思っています。目標は寺尾さんくらい長く自分のペースを保ってニパフと付き合いつづけられたらなあと思っています。ニパフアジアは参加できませんが、今度の9月のニパゲン、9月25日(日)の方に出演希望です。
広瀬

Shimoda Seiji

Nge Lay
スポンサーサイト