- Date: Thu 22 09 ,2011
- Category: パフォーマンス Performance
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2011.9.11 豆パフォーマンス記録写真&覚書き

こんばんわ広瀬デス。
9月11日の豆パフォの記録写真(ビデオからのカットですが)
をupします。
↑の画像の、左端の皺系の連作は佐久間さんので、最終的に私がお買い上げしました。1枚2円。1円玉集めてるからだとか。

壁が豆展出品者の作品群で、手前の机のインスタレーションは、この日の村井さんのパフォーマンス用のものです。豆の神様を祭る祭壇だそうです。



↑村井さんソロパート。
この日の豆パフォは、
村井(ソロ)→ 村井×広瀬(共演)→ 広瀬(ソロ)
という構成。



↑広瀬ソロパート。
BGMはチベット密教の声明を使用しました。
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【 豆展・豆パフォーマンス覚書き 】
村井元さんは私と全然違った人なのですが、気になるパフォーマンス作家のひとりであり、
私にとってはパフォーマンス作家の先輩的存在でもあります。時折ひらかれる村井さんの「行為室」というシリーズ(じゃないかもしれないけど)作品に参加させてもらったり、イベントで村井パフォーマンスを観察したりしていました。村井さんの作風というものをどう表現して良いかわからないけど、シンプルだけれどどこか美しいなあと思います。
そんな村井さんにお誘いをいただき、豆展の豆パフォーマンスに共演することになりました。話脱線しますが、奈良の大橋範子さんも自分の興味ある作家さんの巡回展を企画していたのですが、最近私は、アーティスト自身が主催する企画展やイベントに、興味を持っています。この豆展も村井さんと、赤飯堂の小関セキさんのお二人の主催企画でした。
豆パフォは展示期間中2回あり、9日の方は村井さんと、寺尾晴美さんの共演。見れなかったんですけど、寺尾さんが村井さんの動きをずっと真似るという真似パフォだったそうです。(それはとても面白そうだな。)
11日の方が私の出番で、この日は
村井(ソロ)→ 村井×広瀬(共演)→ 広瀬(ソロ)
という構成。
全体で一時間~半位だったかな。
村井さんは客席で、お客さんと豆談話するところから始まって、最後は豆の神様に捧げる合奏・祈祷・舞でソロパート終了。そのままつづけて私が漢詩の朗読で入って行き、共演パート。村井さんは豆の音を鳴らしていましたね。そのあと、フェードインフェードアウトみたいな感じで、私のパートが始まる・・という構成でした。
村井さんが豆の神様を持ってくるとは全然知らなかったのですが、村井さんの置き残していく豆の神様のインスタレーションが、偶然にもそのままわたしのパフォとの触媒となって展開して行く風になって、それが意外性をもって面白かったのではないかと思います。
ソロパートでのBGMはチベット密教の声明を使用しました。ピンクの長い布を体に巻きつけて、蟲っぽくうごめき、聲を出すというパフォ。(ミノムシっぽくしたかった。)「シャーマニズム」と呼ばれるものについて考えるんですけど、これまでにも何かに捧げる祈りみたいなもの、儀式的な踊り(?)、巫女さん的イメージでやったりしていたのですが、自分がいけにえみたいな、ギセイっぽいイメージ(友人は人柱と言っていたけど)になったのをやるのは初めてでした。私の作品はどぎつい方(?)らしいのですが、その中でもかなりどぎつい方をやったつもりです。ちょっとこわいかんじで、それに体力勝負でしたが、新鮮な試みで面白かったです。あの隠れ家的空間で、あれほどお客さんに距離が近いというのも中々ない経験で(人も多くて密室みたいだった)楽しかったです。またあの隠れ家喫茶で何かやれるといいなあ。
広瀬
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